ぶらうん-健康と美容と-

後輩への指導、うまくいかなくて悩んでいませんか? 僕も昔は人前で話すのが苦手で、面接では頭が真っ白になって声も出せなかったタイプです。そんな僕が今、作業療法士として主任を任され、実習指導や後輩育成の現場に立っています。 回復期・療養期・生活期、いろんなステージの患者さんと向き合いながら、地域ケア会議や実習指導を通して学んだ「伝え方」「関わり方」を、このブログでは少しずつシェアしていきます。 仕事も家庭も大事にしたい30〜40代の方、実習や勉強法に悩む医療職の学生さんへ。一緒に頑張りましょう。

病院見学、丁寧に案内してもらったのに「ここで働けるか」が分からない

 

病院見学から帰ってきて、こう感じたことはありませんか。

説明は丁寧だったし、スタッフの雰囲気も悪くなかった。なのに「ここで働けるか」と聞かれると、正直、自信を持って答えられない。質問リストを用意して、聞くことは聞いたはずなのに、結局何が分かったのか、はっきりしない。ほかの見学先と比べようとしても、何を基準に比べればいいのか分からなくなる。

こういう感覚、実は珍しくないんじゃないかなと思います。しかも僕は、これを「見る目が足りないから」だとは思っていません。見学で何を見ればいいのか、そもそも誰にも教えてもらう機会がなかっただけなんじゃないかな、と。

プレゼンのうまさに、見るべきものが見えなくなった僕の失敗

僕自身、見学のときに失敗した経験があります。案内してくれたスタッフの方のプレゼンがとても上手で、話にすっかり引き込まれてしまったんです。

聞いていて心地よかった分、その職場の本当に良いところも、逆に気になるところも、ちゃんと見ることができませんでした。上手な説明って、判断のための目を鈍らせてしまうことがあるんだなと、あとになって気づきました。

なぜ見学に行っても、判断できないのか

この失敗と、冒頭で挙げた悩みには、共通する原因が2つあると考えています。

1つ目は、見学で見せてもらえるのが、あくまで「整えられた姿」だということです。病院側も見学者に分かりやすく伝えようとしてくれますし、それ自体は悪いことではありません。ただ、その分かりやすさに、判断の目が持っていかれてしまうことがあるんです。

2つ目は、見るべきものが多すぎて、結局どこに基準を置けばいいのか分からなくなることです。見学のチェックポイントを紹介する情報を探すと、質問リストやスタッフ同士の会話、年齢分布など、たくさんの項目が挙げられています。項目が多いほど、逆にどれを重く見ればいいのか、迷ってしまうんじゃないかなと思います。

新卒で就職した人のうち、早い段階で離職してしまう割合は、業界によって差があり、医療・福祉分野は他の業界と比べても高めの水準にあることが、厚生労働省の調査からも見えてきます。就職先選びに、時間をかける価値はあるんじゃないかなと、僕は思っています。

見るものを、1つに絞る

僕がこの失敗から学んだのは、「見るものを1つに絞る」という考え方でした。項目を絞ると、見学のあとにほかの見学先と比べやすくなりますし、見学中に何を見ればいいのか迷わなくなります。

その「1つの視点」が何なのか、そしてその視点から見るべき具体的な観察ポイントや、見たい場面が見られなかったときの質問の仕方まで、実際に使える形でこちらのnoteにまとめました。

▼ 病院見学で「働けるか」が分からない人へ|OT・PTの見方3点 

 

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見学に行っても、いまいち判断できずにモヤモヤしている学生さんの、就職先選びの材料になったら嬉しいです。

「寝たはずなのに疲れが取れない」その原因、睡眠の「質」かもしれません

 

 

きちんと寝ているはずなのに、朝起きても身体が重い。そんな感覚、ありませんか。

  • 睡眠時間は足りているはずなのに、疲労感が抜けない
  • 仕事終わりの身体のだるさが、翌朝まで残っている
  • 「疲れているのに、なぜか寝つきが悪い」というループに陥っている

睡眠の「量」を確保していても、「質」が伴っていなければ、疲労はなかなか回復してくれません。今日は、そんな悩みに向き合う一つの選択肢として「リカバリーウェア」についてお話しします。

睡眠中に起きていること

睡眠中、身体では成長ホルモンの分泌や筋肉の修復、自律神経の切り替えなど、日中の疲労を回復させるための重要なプロセスが進んでいます。このプロセスがスムーズに働くかどうかは、実は「血流」の状態に大きく左右されるんです。

日中、デスクワークや立ち仕事で緊張した状態が続いた身体は、交感神経が優位な状態(いわゆる興奮モード)から抜けきれず、血管が収縮したまま眠りについてしまうことがあります。この状態だと、せっかく寝ても回復に必要な血流が十分に確保されず、「寝たのに疲れが取れない」という結果につながりやすいんです。

リカバリーウェアが注目される理由

リカバリーウェアは、特殊な生地を使うことで着用中の血行を促進し、身体の回復をサポートすることを目的とした衣類です。運動後のアスリートが疲労回復のために着用することから広まりましたが、近年はデスクワーク中心の会社員の間でも、就寝時の疲労回復アイテムとして注目されています。

  • 着るだけでケアできる:特別な動作や時間を必要とせず、パジャマ代わりに着用するだけ
  • 血行促進による回復サポート:睡眠中の身体の回復プロセスを後押しする効果が期待される
  • 継続しやすい:マッサージやストレッチと違い、習慣化のハードルが低い

「何か疲労回復のために取り組みたいけど、時間や気力がない」という方にとって、着替えるだけで完結するこの手軽さは、大きなメリットだと感じています。

過度な期待は禁物、あくまで「サポート」として

一方で、一点だけお伝えしておきたいことがあります。それは、リカバリーウェアは医療機器ではなく、あくまで疲労回復を「サポート」する位置づけのアイテムだということです。

慢性的な疲労感が続く場合、その背景には睡眠時間の絶対的な不足、生活習慣の乱れ、あるいは他の身体的な要因が関わっていることも少なくありません。リカバリーウェアだけに頼るのではなく、次のような基本的な睡眠環境の見直しと組み合わせることが大切です。

  • 就寝1時間前はスマートフォンやパソコンの画面を見る時間を減らす
  • 就寝前に軽くストレッチをして、身体の緊張をほぐしておく
  • 毎日できるだけ同じ時間に寝起きし、体内リズムを整える

リカバリーウェアは、こうした土台の上に「プラスアルファ」として取り入れるものだと捉えていただくと、過度な期待をせずに続けやすいかなと思います。

選ぶときのポイント

  1. 着心地の良さ 毎晩着るものなので、生地の肌触りやサイズ感が自分に合っているかは重要なポイントです。
  2. 洗濯のしやすさ 特殊な生地は洗濯方法に制限がある場合もあるので、お手入れのしやすさも確認しておくと安心です。
  3. 季節に合わせた素材選び 夏用・冬用で生地の厚みが異なるタイプもあるため、年間を通して使いたい場合は複数枚の用意も検討してみてください。

慢性的な疲れを感じている方は、まずは1週間ほど試しに着用してみて、身体の変化を観察してみるのがおすすめです。


この記事で紹介した商品

  • リカバリーウェア(上下セット)

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その熱意、空回りしていませんか?「教えたがる後輩」への伝え方

「僕、教えるの好きなんです」

後輩からそう言われたとき、頼もしいなと感じた先輩は多いんじゃないかなと思います。僕もそうでした。指導を任せられる人が増えるのは、チームにとってとてもありがたいことですから。

でも、しばらく一緒に働くうちに、少し違和感を覚えるようになったんです。

新人への説明が、いつも長い。同じ話を何度も繰り返している。新人の表情を見ていると、理解しているというより、ただ聞き続けて疲れているように見える。

ある日、実習生から「〇〇さんの指導、時間はすごく長いんですけど、結局何が大事なのか、あまり頭に残らなくて…」と、こっそり相談されたことがありました。

どう伝えればいいのか、しばらく答えを出せずにいました。後輩は間違いなく一生懸命なんです。教えることへの熱意もある。それなのに、指導される側は思うように育っていない。この噛み合わなさに、僕は悩んでいました。

「教えたがり後輩」に共通する3つのサイン

似たような経験がある先輩、主任の方は、少なくないんじゃないかなと思います。

「教えたがり後輩」には、いくつか共通するサインがあります。

一つ目は、指導時間が長い割に、同じ話を繰り返してしまうこと。 本人は丁寧に教えているつもりでも、要点が絞られていないため、話がどんどん広がってしまいます。

二つ目は、拘束時間の長さです。 新人からすると、質問する隙もないまま説明が続き、気づけば予定していた時間を大きく超えていた、ということが起きます。

三つ目は、的を得ない指導になっていることです。 熱心に話してはいるものの、新人が今つまずいているポイントとはズレた説明になっていて、結果として理解が進まない。

これらのサインに心当たりがある場合、後輩本人に悪気がないぶん、先輩としてどう関わればいいのか、余計に迷ってしまうんじゃないかなと思います。「教えたい」という気持ちを否定したくはない。でも、このままでは新人が育たない。そのバランスが、地味に難しいんですよね。

このズレの正体と、3つのステップ

ここまでが、僕がこの問題にぶつかった「入口」の部分です。

このズレがどこから来ているのか、そして実際にどう関わっていけばいいのか。noteの方では、具体的な考え方と3つのステップ、そしてうまくいかなかったときの声かけの実例まで、包み隠さずまとめました。

「うちのチームにも、教えたがりだけど空回りしている後輩がいるかも」という方や、「教える熱意を潰さずに、伝え方だけ整えてあげたい」という方は、一緒に整理してみませんか。

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その熱意、空回りしていませんか?「教えたがる後輩」への伝え方

「僕、教えるの好きなんです」

後輩からそう言われたとき、頼もしいなと感じた先輩は多いんじゃないかなと思います。僕もそうでした。指導を任せられる人が増えるのは、チームにとってとてもありがたいことですから。

でも、しばらく一緒に働くうちに、少し違和感を覚えるようになったんです。

新人への説明が、いつも長い。同じ話を何度も繰り返している。新人の表情を見ていると、理解しているというより、ただ聞き続けて疲れているように見える。

ある日、実習生から「〇〇さんの指導、時間はすごく長いんですけど、結局何が大事なのか、あまり頭に残らなくて…」と、こっそり相談されたことがありました。

どう伝えればいいのか、しばらく答えを出せずにいました。後輩は間違いなく一生懸命なんです。教えることへの熱意もある。それなのに、指導される側は思うように育っていない。この噛み合わなさに、僕は悩んでいました。

「教えたがり後輩」に共通する3つのサイン

似たような経験がある先輩、主任の方は、少なくないんじゃないかなと思います。

「教えたがり後輩」には、いくつか共通するサインがあります。

一つ目は、指導時間が長い割に、同じ話を繰り返してしまうこと。 本人は丁寧に教えているつもりでも、要点が絞られていないため、話がどんどん広がってしまいます。

二つ目は、拘束時間の長さです。 新人からすると、質問する隙もないまま説明が続き、気づけば予定していた時間を大きく超えていた、ということが起きます。

三つ目は、的を得ない指導になっていることです。 熱心に話してはいるものの、新人が今つまずいているポイントとはズレた説明になっていて、結果として理解が進まない。

これらのサインに心当たりがある場合、後輩本人に悪気がないぶん、先輩としてどう関わればいいのか、余計に迷ってしまうんじゃないかなと思います。「教えたい」という気持ちを否定したくはない。でも、このままでは新人が育たない。そのバランスが、地味に難しいんですよね。

このズレの正体と、3つのステップ

ここまでが、僕がこの問題にぶつかった「入口」の部分です。

このズレがどこから来ているのか、そして実際にどう関わっていけばいいのか。noteの方では、具体的な考え方と3つのステップ、そしてうまくいかなかったときの声かけの実例まで、包み隠さずまとめました。

「うちのチームにも、教えたがりだけど空回りしている後輩がいるかも」という方や、「教える熱意を潰さずに、伝え方だけ整えてあげたい」という方は、一緒に整理してみませんか。

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一緒に頑張りましょう。

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「筋トレ、そろそろ始めたい」と思ったら最初に揃えたい一つの道具

 

腹筋ローラーやチューブで身体を動かす習慣がついてきたら、次に気になるのが「もう少ししっかり筋力をつけたい」という気持ちではないでしょうか。

  • 加齢とともに、筋力の低下を実感するようになってきた
  • 自重トレーニングだけでは、そろそろ物足りなくなってきた
  • ジムに通う時間はないけど、しっかり負荷をかけたトレーニングがしたい

そんな方に検討してほしいのが「可変式ダンベル」です。今日は、その魅力と選び方についてお話しします。

なぜ「可変式」がいいのか

ダンベルを買おうとすると、まず悩むのが「何kgを選べばいいのか」という問題です。筋力トレーニングでは、種目によって適切な重量が異なりますし、トレーニングを続けるうちに扱える重量も変わってきます。

固定式のダンベルを重量ごとに揃えると、何セットも必要になり、収納スペースも重量も大変なことになってしまいます。可変式ダンベルであれば、ダイヤルを回したりプレートを差し替えたりするだけで、1セットで複数の重量に対応できるため、この悩みを一気に解決できます。

  • 省スペース:何個も並べる必要がなく、部屋を圧迫しない
  • 種目に応じて重量を変えられる:腕のトレーニングは軽め、脚や背中のトレーニングは重めなど、使い分けがしやすい
  • 成長に合わせて対応できる:筋力がついてきたら重量を上げるだけで、買い替えの必要がない

身体づくりの土台としての筋力トレーニング

作業療法の現場では、加齢や活動量の低下によって筋力が落ちていく方をたくさん見てきました。筋力は一度落ちてしまうと、取り戻すのに想像以上の時間がかかることも少なくありません。だからこそ、まだ元気に動ける今のうちから、意識的に筋力を維持・向上させておくことにはとても大きな意味があると感じています。

特に、加齢とともに衰えやすいのが下半身と背中まわりの筋肉です。日常生活の「立つ」「歩く」「物を持ち上げる」といった動作は、これらの筋力に大きく支えられています。可変式ダンベルを使ったトレーニングは、こうした生活動作の土台を作る意味でも、価値のある投資だと思います。

選ぶときのポイント

  1. 重量調整の方式 ダイヤル式(回すだけで重量変更)とプレート差し替え式があります。ダイヤル式はテンポよくトレーニングできる反面、価格が高くなる傾向があります。プレート式は比較的安価ですが、重量変更に少し手間がかかります。トレーニングの頻度や予算に応じて選ぶといいかなと思います。

  2. 最大重量の確認 初心者のうちは軽く感じても、慣れてくると物足りなくなることがあります。将来的に扱いたい重量まで対応できるかを事前に確認しておくと、長く使い続けられます。

  3. グリップの握りやすさ 手が滑りやすいと、トレーニング中の安全性にも関わります。滑り止め加工がされているものを選ぶと安心です。

安全に始めるための注意点

筋力トレーニングを始める際は、いきなり重い重量に挑戦せず、軽めの重量からフォームを確認することを強くおすすめします。特に肩や腰は、フォームが崩れた状態で重量をかけると負担が集中しやすい部位です。

鏡の前で動作を確認する、最初の数週間は軽い重量で正しい動きを身体に覚えさせる、といった段階を踏むことで、怪我のリスクをぐっと減らすことができます。焦らず、自分の身体と相談しながら進めていってください。


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デスクに座っているだけなのに、なぜか疲れる…その原因、「座り方」にあるかもしれません

 

一日中座って仕事をしているだけなのに、夕方には妙にぐったり疲れている。そんな経験、ありませんか。

 

  • 座りっぱなしで、お腹まわりの筋力低下が気になる
  • 姿勢が悪いと自覚しているけど、意識してもすぐ崩れてしまう
  • 運動する時間はないけど、座っている間に何かできたらいいのに…と思う

今日は、そんな方に試してほしい「バランスボール」についてお話しします。ただの流行りアイテムと思われがちですが、作業療法士の視点から見ても、実はとても理にかなった道具なんです。

なぜ「椅子」だと姿勢が崩れやすいのか

一般的な椅子は背もたれがあるため、身体を預けきってしまいやすいという特徴があります。背もたれに寄りかかった状態が続くと、本来姿勢を支えるべき体幹の筋肉(腹筋・背筋・骨盤まわりのインナーマッスル)が働かなくなり、筋力がどんどん低下していきます。

これが、いわゆる「猫背」や「反り腰」の一因になることも少なくありません。筋力が落ちた状態で長時間座り続けると、姿勢を保つこと自体にエネルギーを使うようになり、結果として「座っているだけなのに疲れる」という状態につながってしまうんです。

バランスボールが体幹を鍛える理由

バランスボールに座ると、不安定な座面の上でバランスを取ろうとする働きが自然と生まれます。この「無意識にバランスを取る」動きこそが、体幹のインナーマッスルを継続的に使うきっかけになるんです。

  • 座っているだけで体幹に軽い負荷がかかる:特別な運動時間を作らなくても、作業中に取り組める
  • 姿勢のリセット効果:不安定な座面のため、同じ姿勢に固まりにくく、自然と姿勢を変える機会が増える
  • 骨盤まわりの動きが出やすい:座ったまま軽く弾んだり、腰を回したりすることで、股関節・骨盤の動きを保ちやすい

作業療法の現場でも、座位バランスや体幹機能の向上を目的として、バランスボールに近い考え方の道具を活用することがあります。「座りながら鍛える」というアプローチは、忙しくて運動時間を確保しにくい方にとって、とても現実的な選択肢だと感じています。

使うときに気をつけたいポイント

一方で、バランスボールにはいくつか注意点もあります。

  1. サイズ選びが重要 座ったときに膝の角度が90度前後になるサイズを選ぶことが大切です。大きすぎても小さすぎても、かえって姿勢が崩れやすくなります。目安として、身長155〜165cmなら55cm、165〜175cmなら65cmのボールが選ばれることが多いようです。

  2. 長時間の使用は避ける 一日中座り続けるのではなく、30分〜1時間程度を目安に、通常の椅子と交互に使うのがおすすめです。体幹への負荷が続きすぎると、逆に疲労の原因になることもあります。

  3. 床が滑りやすい場所では使わない フローリングの上で使う場合は、滑り止めマットを敷くと安定感が増し、安全に使えます。

  4. 空気圧を適切に保つ 空気を入れすぎると不安定になりすぎ、逆に少なすぎると効果が薄れてしまいます。表面がやや弾力を感じる程度が目安です。

「ながら」で続けられるのが最大の強み

バランスボールの一番のメリットは、何と言っても「わざわざ運動の時間を作らなくていい」という点だと思います。デスクワーク中、テレビを見ている時間、家族との会話の時間。普段座っている時間をそのまま体幹トレーニングの時間に変えられるのは、忙しい毎日を送る方にとって大きな価値があるはずです。

まずは椅子の代わりに1時間だけ、というところから試してみてください。


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「筋トレ道具、結局続かなかった」を繰り返さないために

 

 

ダンベルやトレーニング器具を買ったものの、いつの間にか部屋の隅で埃をかぶっている。そんな経験、ありませんか。

  • 器具が重くて、出し入れが面倒になってしまった
  • 収納場所に困って、結局クローゼットの奥にしまいっぱなし
  • 旅行や出張のときは、運動が完全に止まってしまう

僕自身、道具が大掛かりだと「今日はいいか」となってしまう気持ち、よくわかります。今日は、そんな三日坊主になりがちな方にこそ試してほしい「トレーニングチューブ」についてお話しします。

トレーニングチューブが続けやすい理由

トレーニングチューブ最大の魅力は、その「手軽さ」にあります。

  • 軽くて場所を取らない:引き出し一つ、カバンの隙間にも収納できる
  • 音が出にくい:ダンベルのように床に置く音がしないので、集合住宅でも気を使わずに使える
  • 持ち運びできる:旅行や出張先でも運動習慣を途切れさせずに済む
  • 負荷を調整しやすい:チューブの強度や引く長さを変えるだけで、初心者から中級者まで対応できる

道具のハードルが低いということは、それだけ「今日もやろう」と思える回数が増えるということでもあります。継続のしやすさという点で、忙しい毎日を送る方にはとても相性の良いアイテムだと感じています。

筋肉だけでなく、関節にもやさしいトレーニング

作業療法士の視点から見ても、チューブトレーニングには見逃せないメリットがあります。それは、関節への負担が比較的少ないという点です。

ダンベルやバーベルを使ったトレーニングは、重量による負荷が関節にダイレクトにかかりやすい一方、チューブは伸縮する際の抵抗を使うため、動作の始めから終わりまで負荷が滑らかに変化します。この特性から、筋力トレーニングの導入段階や、身体を動かす習慣がしばらくなかった方のリハビリ的な運動としても、臨床の現場で活用されることがあります。

もちろん、正しいフォームを意識することは変わらず大切です。反動を使って勢いよく伸ばすのではなく、ゆっくりとした動作で筋肉の伸び縮みを感じながら行うことを意識してみてください。

基本の使い方

トレーニングチューブは、ドアに固定したり、足で踏んで固定したりすることで、様々な部位を鍛えることができます。

上半身

  • ドアなどにチューブを固定し、両手で引き寄せる動作(背中の筋肉)
  • チューブを踏んで、腕を上に引き上げる動作(肩・腕の筋肉)

下半身

  • チューブを足首に巻き、横に開く動作(お尻・太ももの筋肉)
  • チューブを踏んで、膝を伸ばす動作(太もも前面の筋肉)

強度別に色分けされた複数本セットのものを選んでおくと、鍛える部位や体力の変化に合わせて使い分けができ、長く活用しやすいかなと思います。

まずは「出しっぱなし」にしてみる

道具が続かない一番の原因は、実は「取り出すのが面倒」という小さなハードルだったりします。トレーニングチューブは軽くてかさばらないので、デスクの引き出しやリビングのすぐ手の届く場所に置いておいても邪魔になりません。

「テレビを見ながら5分だけ」「お風呂前に少しだけ」など、生活の合間に組み込みやすいのも、この道具の大きな強みです。まずは1種類の動作だけでもいいので、生活の中に取り入れてみてください。


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「何か質問はありますか?」で頭が真っ白になった、あの経験

 

病院見学の最後、案内してくれた先生から「何か質問はありますか?」と聞かれた瞬間、頭の中が真っ白になったこと、ありませんか。

僕にも覚えがあります。学生の頃、見学前にその病院のことをしっかり調べて、聞きたいことをいくつかメモまで作っていきました。準備は万全のつもりだったんです。

でも、いざ見学が始まると、どのタイミングでその質問を出せばいいのか分からなくなってしまって。案内はどんどん進んでいくし、質問するなら今かな、いや違うかな、と迷っているうちに次の場所に移動してしまう。そうこうしているうちに、最後の「質問はありますか?」というタイミングになっていました。

しかも、いざその場になって用意していた質問を見返すと、なんだか的外れな気がしてしまったんです。事前に考えていた質問と、実際に見て感じたこととの間に、ズレがあったんだと思います。結局、当たり障りのないことを一つ聞いて、その場を終えてしまいました。

あとになって、「もっとちゃんと質問できたはずなのに」と、ずっと引っかかっていました。

「質問リストを作る」だけでは、実は足りない

この悩みは、僕だけのものじゃないみたいです。学生さんからも、「基礎的なことを聞いたら『こんなこともわからないのか』と思われそうで怖い」という声を聞くことがあります。質問しないと消極的だと思われるかもしれない、でも変な質問をしたら評価が下がるかもしれない。そのはざまで、結局何も聞けなくなってしまうんですね。

こういう悩みへのよくある対策は、「質問をたくさん用意しておく」というものだと思います。見学前に10個、20個と質問リストを作っておけば安心、という考え方です。

でも、僕自身の経験を振り返ると、これだけでは足りませんでした。事前に用意した質問は、見学前の自分が想像で考えたものです。実際の見学で心が動くポイントは、その場に行ってみないと分からないんですよね。だからリストにない場面で「質問はありますか?」と聞かれると、結局振り出しに戻ってしまう。

心理学の実験でも、プレッシャーを感じている状況では、事前に覚えていたことほどかえって思い出しにくくなる人がいる、という結果が示されているそうです(Beilock & Carr, 2005)。見学の場面とまったく同じとは言えませんが、「緊張すると、準備していたことほど出てこなくなる」という感覚には、近いものがあるような気がします。

だとすれば、質問を「量」で用意しておくやり方には、限界があるのかもしれません。

事前の暗記に頼らない質問の作り方

見学中に感じたことを、その場で自然に1つの質問へ組み立てられるやり方があったら、心強いと思いませんか。

僕はこの「その場で1問を組み立てる型」を、自分なりに整理してきました。事前準備を否定するわけじゃなくて、準備したことと、その場で感じたことをつなげるための考え方、という感じです。具体的な型と、実際にどう使うのかを、こちらのnoteにまとめています。

▼ 質問リスト20選より、その場で作る1つの質問 

note.com

 

見学や実習前の質問準備で毎回悩んでしまう学生さんに、少しでも参考になったら嬉しいです。